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こんにちは、ヒメです。

当初、【ひとり旅】の覚え書きを残しておこうと、このサイトを作りました。その後ずいぶんと長い間放置していましたが、この間に、自分にとっての「ひとり旅」とは散歩(歩く)の延長であり、散歩(歩く)というのは、私の心を強くし、精神を安定させ、インスピレーションの源になっていたことに気づきました。

その気づきをもとに、再びこのサイトを作っていこうと思い、ここでは、ブログを始めるきっかけと、発信する内容についてメモしておきたいと思います。

プロフィール【About me】

 

はじめに:イントロダクション

このサイトは、2016年40代最後の年末、体調不良を機に作りました。

あれから7年、この期間は私にとって、本来の自分に立ち返る時期であり、人生の修練の期間だったようにも思います。

当初このサイトのテーマを「ひとり旅」としたのは、20歳ではじめて海外をひとり旅してから海外旅行の95%がひとり旅であったこと、そしてこの先もずっと続くであろう趣味のようなものだったからです。

そして、ひとり旅ゆえ、「あの時どこどこへ行ったね!」などと、旅の思い出をシェアする人がおらず、この先だんだん記憶力が怪しくなることを考えると、ひとり老後の楽しみとして記録しておくとよいかもしれない、それが当初このサイトのテーマを決めた理由です。

また、特に旅行好きというわけでもないのに、なぜ私はひとりで旅するのだろう?「ひとり旅」の裏に何か理由があるのではないか?という、自分自身についても知りたいと思っており、アウトプットすれば何かが見えてくるかもしれないという期待もありました。

しかし、何かが見える手がかりさえ掴まぬどころか、長らくサイトを放置していました。

ところが、放置しているこの間に経験した、唯一の家族であった母の死を通して、その理由に気づくことになりました。

それが、私にとっての【ひとり旅」とは【散歩】の延長だったということ。私にとっての散歩(歩く)ということは、自分の心を強くし、精神を安定させるものであり、インスピレーションの源にもなっていました。

そんな私にとっての【ひとり旅」=【散歩】散歩(歩く)について、さらに掘り下げて考えてみたくなりました。そして、もし心を強くするものだとしたら、私の気づきが誰かの元気になるヒントになるかもしれない、そんな思いで再びこのサイトに舞い戻ってきました。

このサイトを作ったきっかけ

50代目前、心身共に絶不調に陥り、「これはかなりヤバいことになっている」と、自分自身かなり心配になったのが2016年12月です。

重篤な病気ではないのに、喘息・肺炎・変形性関節症が一気に襲い、虫の息でこの年の11月から12月を過ごしていました。

原因は明らかで、本来の自分から離れた生き方をしていたからです。

人生の大半をフリーランスで自由に仕事をしていた私が、雇われて働くという環境に飛び込んだことで、その環境や一緒に働く人たちとの価値観の違いに、全くなじめず、無理やりなじもうとした結果、物凄いストレスを抱えていました。

それに加え、私はネイリストでしたが、加齢によるものと思われる変形性関節症になり、楽しかった施術が、指の激痛との戦いの場となりました。その激痛はやがて背痛、腰痛へと広がり、体だけではなくメンタルも弱ってしまいました。

そんな虫の息でベッドの中にいる間、唯一の楽しみはネットでブログを読むこと。
それまでも、ブログを書いたり、サイトを作ったりしたことはありましたが、当時とは全く違う印象で新しいものを感じ、私もまたブログを作ってみたくなりました。

 

サイトを作る過程で元気を取り戻す

 

私は少々オタク気質なところがあり、ひとり何かを考えたり、作ったりするのが好きで、それまではネイルの仕事が、そのオタク気質な部分を満足させ心を喜ばせていたように思います。

それが体調不良に陥り、従来のようにネイルに没頭できなくなり、オタク気質を発揮できる場がなくなってしまったことが、精神的にも落ち込む原因となりました。

 

どう回復に努めればよいのか?もう以前のような自分に戻れないのではないか?と感じるほど、体力もメンタルも落ち込んでいたのが嘘のように、このサイトを作る中で、どんどん元気を取り戻しいきました。

理由は、サイトを作る過程に、そのオタク気質を発散できる要素が沢山あったこと。

 

そして、自分らしく物事を考えられるようになったころ、「本来の自分に戻るべき、
50歳の節目に仕事を辞めよう」と決めた途端、驚くほど心身すっきりし、元気を取り戻しました。ブログの力おそるべし。

自分の好きなことをするということが、どんなに大切なことかも実感した出来事でした。

 

私にとってのひとり旅とは?

20歳のとき、はじめて海外をひとりで旅しました。それから海外旅行の95%はひとり旅。回数的には100回は超えますが、訪れた国は35カ国と少なく、同じ国へ何度も行ったり、数週間、数か月の、ゆったりのんびりなスロートラベルが好きです。

 

今の時代とは違うので、女性がひとりで旅をするというと、ネガティブに取られることが多く、旅行に対する思いが旅行好きのかたとは違ったため、自ら進んで旅行の話をすることはありませんでした。

周りの多く人たちが、「旅行が好き」「~だから旅行する」「〇〇へ行ったことがある!」と、自信を持って旅行について話をしたり、自分にとっての旅について理解していると感じる一方、私はというと、特に旅行好きでもなく、自から旅の話をすることもなく、多くの旅行好きな人たちとの違いは何なんだろう?という思いをいつも抱いていました。

 

母の死が気づかせてくれた私にとっての散歩

 

このサイトを放置期間に、唯一の家族である母を、たったひとり自宅で看取るという経験をしました。この経験は、人生についてそれまで以上に深く考えるきっかけになったのはもちろん、私を今まで想像しえなかった心理状態に陥らせたり、自身の死生観をゆるぎないものとさせる本当に大きな経験でした。

このことから、私にとってのひとり旅とは散歩(歩く)ということの延長であり、散歩(歩く)というのは、私の心を強くし、精神を安定させ、時に瞑想状態にもなりえる、インスピレーションの源でもあったのだと気づきました。

これは私にとって大きな発見です。

ひとり旅チル散歩が目指すもの

「ひとり旅チル散歩」とは、私が自分のやってきたことをキャッチフレーズにしたものです。

 

ひとり旅≒ひとり散歩が、色んな意味で(ポジティブな面で)私の心に与えてきた影響はとても大きく、だからこそ知らずのうちに、今までやってきたのだと思います。

 

今の時点では、それは実体験でしかなく、説得力に欠けるものではありますが、ひとり旅=ひとり散歩が、ストレスを軽減させていたり、悩みすぎないようにしたり、悲嘆を和らげる手助けとなり、時として瞑想にもなり、本当の自分を知るきっかけとなり、心を癒す効果があると信じています。

 

そして、私が経験したような心・体の状態にある人(ストレス状態にある人、他の人と違うと悩む人、悲嘆のプロセスにある人、、、)が、ひとり旅チル散歩をツールとして使い、元気を取り戻せたり、悲嘆の感情を和らげることができたり、他の人と違ってもいいんだ!と思えるようになったり、自分自身を知ることができたり、他者に寄り添う共感力を養ったりすることができればいいなと思っています。

 

そんな少し違った視点で、ひとり旅や散歩(歩く)について、ここに集まってくれる方と情報や思いを分かち合っていきたいと考えています。

また、身体的な問題や、何らかの事情により、散歩に出て気晴らしをしたいけれど、できない、そんなひと達がほんの一瞬でも、散歩した気分になれるような工夫もしていきたいです。

 

このサイトに集まってくれる人とやってみたいこと

 

私は家族もおらず、友人もいないに等しく、ひとりが大好きなのですが、人も大好きです。なので、いつかこのサイトに集まってくださる方々と、世界のどこかを一緒にバーチャル散歩してみたいなと思っています。

 

 

長々と、ここまで読んでくださったかたいたとしたら、本当に嬉しく、ありがとうございます。

そして、いつかバーチャル散歩でお会いしましょう!

2023年6月
大きな海が目の前に広がる場所にて
ヒメ

プロフィール【About me】

 

 

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