こんにちは、ヒメです。
リマの街中からその姿を望むことができるCerro San Cristobalサンクリストバルの丘。
この丘は、リマのApu(アプ)と呼ばれ、街を守る神のような存在なのだそうです。
その丘の頂上からはリマの中心部を一望することもできのです。
そんなリマのシンボルとも言えるサンクリストバルの丘へ、観光バスに乗り行ってみたのでメモします。
観光バスでサンクリストバルの丘へ
サンクリストバルの丘は、治安のよい地域ではないので、個人で行かず、ツアーや観光バスを利用して行きます。
「Urbanito」と呼ばれる観光バスが毎日運行されているのと、セントロ、アルマス広場からサン・クリストバルの丘へ行くツアーも頻繁に出ています。
「アルマス広場の周りで客引きをしているからすぐわかるよ」と教えてもらったのだけど、私全く声かけてもらえず、自ら客引きの人に声をかけました。
サクッと1時間くらいのお手軽観光ツアーの気持ちで支払いをして、バスが待機している場所へ移動。
で、ここですごく重要なことが発覚!
定員?が集まるまで出発しないことを知りました(;´・ω・)
私の乗ったバスは11人集まらないと出発しないとのこと。
その時点でアレキパからいらしてた親子2人と私のたった3人。
そのうえ、この日はあいにくのお天気で寒い寒い。
約10時にバスに乗り込み出発したのはお昼近く、約2時間ほど寒い曇り空の中、吹きっさらしの2階に座り待ちました(´;ω;`)ウッ…それでも行ってよかったです。
2階建てバス
2階建ての観光バスは、まずセントロ付近の名所をまわり、それからいよいよサン・クリストバルの丘へ向かいます。
2階建てバスから見下ろす街並みは、歩いてみる景色とはまた違い、それだけでもバスに乗る価値ありです。
思わぬアトラクション
サンクリストバルの丘までの道のりは、一方通行しかないような狭い道を、登り下りしながら進んで行くのですが、これがちょっとしたアトラクションなみにエキサイティングでした。
自分ひとりでは訪れることのできない、サンファン・デ・ルリガンチョ地区や、丘のあるリマックのコロニアル地区を鑑賞することができます。
頂上にて
頂上に着くと、車から降りしばらくの自由時間。
観光バスで連れてきてもらうとはいえ、頂上にはちょっとした売店と博物館だけ。
その小さな博物館では写真や丘の歴史を見ることができます。
この丘は、当然ながらリマの中心部で最も高い標高400mの場所にあり、頂上の十字架は、宗教を表すだけでなく、植民地時代にスペインがペルーの先住民を敗北させたことを示すものでもあります。
この丘は、リマの中心部で最も高い標高400m。
眼下にはリマの町並みが広がり、中心部を一望できました。
私が訪れたときは、季節的にもある意味リマらしい、どんよりした曇り空できれいな展望とは言いがたかったのですが、晴れた日にはミラフローレス、バランコ、サン・イシドロなどの新市街の先まで見渡せるそう。
たぶん、曇りや霧などどんよりしたお天気の季節には、夜に登るといいかも知れません。
オレンジ色に輝く、ライトアップされた日本にはない景色ステキですもんね。
観光バスで、サンクリストバルの丘の頂上まで行って、戻ってくるだけのミニツアー。
定員が集まるまで、寒いなか2時間も!待ったにもかかわらず、大満足なミニバスツアーでした。
観光メモφ(..)
リマの観光というと、新市街のミラフローレスなどを訪れて終わってしまうかたも多いのだと思います。
どんどんきれいに立派になっていく街並みもよいけど、リマの表と裏を垣間見れるこんな場所こそ旅で訪れたい場所だなと思いました。